ブンネ®インストラクター インタビュー


ブンネ認定施設
@舞浜倶楽部 新浦安フォーラム
島村先生へインタビュー



ブンネ認定施設
@A.I.Iキッズガーデンマミー
薄井先生へインタビュー


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Q. ブンネインストラクターを取得した経緯をお聞かせください。

インストラクター研修は、インストラクターになりたいと思っての受講ではありませんでした。数年前よりブンネ楽器(スイングバーギター)のことは知っており、認知症デイケアのブログラムに入れられるのではないかと思っていましたが、当時はまだ認知症ケアについての知識や実践が浅く自分の気持ちに余裕がありませんでした。昨年頃より温めてきた思いに確信が持てるようになりましたので基礎コースを受講し、デイケアのプログラムに導入しました。利用者さんの反応に手ごたえを感じ、この先デイケアで継続して良い活動にするためには自分自身がブンネ・メソッドのことを良く知らなければ自信持って教えたり紹介したりはできないと思いました。それにはブンネ先生の講義は是非受講したいと思っていました。その講義がインストラクターコースになっており、音楽のことはまるで素人の私は少し気持ちが引けました。しかし、ヨアキム(ブンネ・ジャパン代表者)さんに、実践で取り組んでいることと、その熱意があれば大丈夫と言葉をかけていただいたこともあり、全く素人の私がどこまでやれるものなのか挑戦してみようと思ったのです。

Q. 研修を受けてみてのご感想をお願いします。

まず基礎では、ギターを弾くことに憧れていた私がそのギターと同じような音の出るスイングバーギターが弾けたということに大変感動し嬉しかったです。午前中習っただけで午後にはもう研修先の利用者さんとのレッスンに参加、ソロで披露した曲は「薔薇が咲いた」でした。コードも読めずコンプレックスのあった私でしたが、インストラクターの方の親切で丁寧なご指導を受け、恐る恐るながらも曲が弾けたという成功体験は「この先もできる!」という楽しさと自信に繋がりました。
インストラクターコースになりました時には、やはり少しついていけない気持ちになったこともあります。いくつかの楽器が入ってきましたし、特に幼児向けの実習では馴染みのない歌を歌いながらの演奏は少しきつかったです。もう少し練習をしてから受講すべきだったと思いましたが、同じ受講者の方々の助けや指導者の先生方の指導がとても丁寧で、幼児対象の指導法が分かりやすく学べ、満足して修了証書をいただきました。幼児でも、障害を持つ方でも、高齢の方でも音楽を奏でる楽しみを持つことができる楽器であるということがより実感できました。

Q. ブンネ・メソッドを取り組んで何年目になりますか?

今年(2013年)の3月からです。
gaikan

Q. 認知症ケアのためにブンネはどのような点でよいと感じますか?

認知症になると何もできなくなると思われがちです。特に新しいものに挑戦することなどとてもできないと思われていると思います。しかし、ブンネ楽器は単音で演奏するため混乱しません。指揮もコードに合わせた指揮なので奏者が分かりやすい。スイングバーギターはスウィングバーをスウィングする動作と弾く動作がありますが、もし両方の動作ができなければそれぞれの動作を二人一組で行えば良いのです。少々間違ってもメロディではないので失敗と感じる所がありませんし、上手、下手の差が出ないのも安心です。多くのメンバーで合奏できるので集中力、連帯感、達成感を持ちやすい所が良いと思います。  認知症という疾患を持っていても新しいことに挑戦する力、
好奇心は持てると実践の中で感じています。ブンネ・メソッドはその満足感を味わって楽しんでいただくことができるものだと思います。ひいてはこのようなことが認知症を持つ方の生きがいづくりや、認知症の進行を遅らせることに繋がるのではないかと思っています。

Q. ブンネ・メソッドをやる前と今とでは何か変わりましたか?

自分自身の音楽の楽しみ方が広がりました。そのため、認知症デイケアの活動の提案にも幅が出て、1つの活動をしながらブンネ楽器も併せた楽しみ方や、更に今後、デイケアの利用者さんと職員が一緒に披露する場を作っていくなどの活動範囲も広まりつつあります。

Q. 細見クリニックでの反応はどうですか?ブンネ・メソッドの取り組みを通してご利用者の方との思い出に残るエピソードがあれば教えてください。

学生時代ベンチャーズにはまっていた院長がまず喜んで、ベースが届いた時にはアンプを持ってきて最初に弾きました。利用者さんとのブンネ・メソッドの展開を大変楽しみにしてくれています。職員も初めて手にするものなのでモチベーションを高めています。当初は様子を見るためにスウィングバーギターを1台だけを購入して利用者さんに紹介し、週一回ブンネの時間を設けました。馴染みの「ふるさと」の曲をお教えしたのですが、その後その時間になると10名位の方々が丸テーブルを囲み一人一人がギターを回してふるさとの曲を演奏、他の方々は歌われているのです。参加者全員が弾き終わるまでですから10人いらっしゃれば10回歌うのですが、飽きることなく和やかなとても良い雰囲気なのです。この時間を大事にしたくて、次の購入時期を延ばしました。その後5台になりましたが人気が高く、5人が終わると次の5人の方が後ろで待っていらしたり、上手く弾けない方にはサポートしてくださったり、微笑ましい豊かな時間を過ごされています。先日他の楽器が届きましたので、今度はどのように楽しんでいただけるのかとても楽しみです。

Q. これからインストラクターを志す皆様にメッセージをお願いします。

ブンネ先生の温かな思いと、木の温もりを感じる優しいブンネ楽器で多くの方の心を豊かにする目的を持っていただきたいと思っています。インストラクターがそのような気持ちを忘れなければきっとブンネ・メソッドに出会う方々は幸せな時間を過ごして下さるのではないかと信じています。

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Q. なぜインストラクターを目指そうと思いましたか?

このメソッドを知り、その感動を皆さんに伝える立場でありたいと思ったからです。

Q. インストラクターになるまでの研修を受けてみてのご感想をお願いします。

それぞれのブンネ楽器の使用方法やセッションの方法を手取り足とり教えていただけました。実際、研修中に施設でセッションを体験できるのもこの研修のメリットです。他の音楽療法系の研修で現場のセッションを経験できることはあまりありませんので、よい経験になりました。また、インストラクター研修では、ブンネメソッドの創始者であるブンネ先生からの直接指導もあるため、基礎やリーダーコースとは違ったエレメントを学ぶことができます。

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Q. インストラクターになって良かったことはなんですか?

インストラクターになって良かったことは、自分のアピールポイントが増えたことです。また、今年は「介護福祉士」も取得しました。そのことで、「介護」を行いながら、「介護」では出来ないケアをこの「ブンネメソッド」でカバーすることができると考えています。それは利用者の精神的、社会的、身体的な面にしっかりと働きかけることができるのです。そして、なにより、おもちゃのような楽器ではなく、専用の「ブンネ楽器」を使って、ギターやベースを弾くことが出来るのです。今まで、ギターやベースが弾きたくても難しくてあきらめていた人達には、目からうろこの楽器達です。そんな感動的な音楽ケアに感動して、それを学びたい、そしてこのメソッドで仕事をしていきたいと思い、インストラクターになりました。

Q. ブンネ・メソッドをやる前と今とでは何か変わりましたか?

変わったことは、日本にはない発想のケアをするスウェーデンやドイツなど、北欧の中の介護ケアにとても興味をもちました。「ブンネ楽器」のようなバリアフリー楽器は日本人になかなか思いつかないアイデアだと思います。どうしたらそのような発想が出てくるのかを、北欧全体を通して知りたくなりました。そのこともあり、北欧の介護ケアに関する本などに目が行くようになりました。

Q. 今、ブンネ認定施設にてブンネ・メソッドの取り組みをされてご感想やご利用者の方とのエピソードがあれば教えてください。

思い描いているセッションと本当の現場でのセッションは全く違います。実際は思い通りにいかないセッションがほとんどです。その中で、どうしたら効果的なセッションを行えるかを指導する立場として考えていかなければいけないとおもいます。認知症の重い高齢者では、様々なことの理解が難しくなってきます。しかし、歌の歌詞や曲のリズムを取ることなどはうまく出来る方が多くいらっしゃいます。そんな時、スウィングバーギターの演奏をしていただく時、ピックを持って弦をはじいてもらう動作は歌唱しながらやっていただくことが出来ます。その際、ピックをもっている手に介助者が少し手を添えて差し上げるとより良いテンポで演奏することができます。メソッドのマニュアルにはないケア方法を生み出し、的確な「ブンネメソッド」を行っていくことも時には必要です。

Q. これからインストラクターを志す皆様にメッセージをお願いします。

指導者としてケアや教育やチームビルディング全体を通して「ブンネメソッド」をどのように活用させることが効果的かを考えていってほしいとおもいます。このメソッドは音楽の経験のない方も出来る音楽メソッドの一つでもあります。そのため、今までアクティビティーにあまり活躍できなかった方も行うことができます。音楽や楽器が全く出来ない人が出来るギターはこの「ブンネギター」だけです。そこに興味をもつことで、今までと違う視点を持つこともでき、回りの方々にも違った影響を与えることが出来ます。それこそ、「チームビルディング」だと思います。特に介護の現場での人間関係には「チームビルディング」が足りていないことが多くあります。その中で、「ブンネメソッド」を活用していくことは、全体でチームを共有していくきっかけにもなると思います。今後、「80歳のギターリスト」「100歳のべーシスト」がこのメソッドで生まれる日も近いでしょう。

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